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じゃ、今日はまず、観光を勉強する立場からあらためて考えたことをお話ししましょう。
ご存じの通り、ニューヨークは全世界から観光客を集める観光都市です。魅力的な観光資源や観光施設がたくさんあって、ミュージカル、音楽、美術・博物館などは世界最高クラスのものが揃っています。また、世界の政治や経済の中枢も担っていますので、ビジネスを兼ねた観光客が多いのも特徴的ですね。そして、ニューヨークへのアクセスも含め、町の中の交通網が非常によくできています。地下鉄、バスなどだいたいの仕組みが分かれば道路も分かり易いですし、自分で気軽に移動できます。そして、行動エリアを考え行動に気をつければ危険な目に遭いにくく、ある程度の治安が維持されています。さらには、これらの観光情報がうまく伝えられているんですよね。観光都市としてのプロモーションに成功していて、ニューヨークでどんな観光体験ができるのか多くの人が知っています。情報がかなり具体的に伝わっているんですよ。言葉の問題もあるかもしれませんが、日本はこのあたりが弱いですよね。実際、滞在中にパラパラとみた雑誌や新聞では日本の観光の宣伝はほんの少ししか見つかりませんでした。ニューヨークタイムズの日曜版の旅行特集でも日本については本当に小さく「これから花見シーズン」くらいしか紹介されていませんでした。さびしいですね。
それから、今回の旅行では65歳を超えた父が同行していたのですが、高齢者の旅行についてもいろいろと考えさせられました。父は元気な方ですし、旅も楽しんでいましたが、歩く速度は以前と違いましたし、持病の高血圧に対する不安も高まっていたように感じます。また、若いうちは多少の不都合があっても「なんとかなる」と平気ですが、高齢になると気になるようです。こういう不安を解決する強い味方が、事前の情報と現地でのガイドや添乗員によるサポートなんでしょうね。
また、他の地域をみると、日本の素晴らしさにもあらためて気付きます。日本はサービスが機敏で間違いが少ないですし、あらゆるところが清潔に保たれています。これは、世界でもトップクラスではないでしょうか。治安もよいですし。
おニ人も、旅行するときには、いろんな視点から考えてみるといいですよ。授業や本から学んだことを実際にあてはめて現象を読み解くことこそ社会に出てから求められる技能です。わかりました?
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