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観光学ドットコム、観光学入門第3回、丹治朋子非常勤講師 [登場人物]
川原明日美(かわはら・あすみ)
大阪明浄大学観光学部1回生
西山 浄(にしやま・きよし)
大阪明浄大学観光学部1回生
丹治朋子(たんじ・ともこ)
元大阪明浄大学観光学部専任講師


ある暑い日、丹治研究室にて

大阪の暑さはものすごいですね〜。

あれ?西山くん、どこの出身でしたっけ?

松本です。山の方ですから涼しかったんですよ。

え?!、松本って長野県の?知らんかった〜。
 そういえば、先生、私、松本くらいなら分かるんですけど、地理にはあんまり自信ないんです。地理の勉強って、観光学部では、絶対に必要なんですか?私、高校で地理苦手やったんですよね・・・。

絶対に何がなんでも必須というわけではないけど、ある程度は分かっていた方がいいですね。進路によっては必須ですし。たしか、川原さんは航空産業への就職を目指しているんですよね?航空産業など運輸や、旅行業を目指すなら、地理は絶対に勉強しておいたほうがいいでしょうね。その他の進路でも知っておいた方がよいですよ。

あの〜、そもそも観光で勉強する地理ってどういうものなんですか?地名を覚えなきゃいけないと思うと一気にやる気がなくなってしまうんです。

僕も!!

あはははは。そうですよね。単に地名を覚えるだけだったら私でもいやですよ。
 では、ちょっと見方を変えてみましょう。観光でなぜ観光地理学という学問領域があると思います?

うーんと、観光旅行って、いろんなところに出かけることで、そのいろんなところの地名を知る、、、、、だけやないですよねぇ。あれ〜??、よくわかりません。

 分からないなりに分かってますよ。そうなんです。地名を知ればいいということではないんですよね。
 例えば人気の観光地について、その人気の秘密がどこにあるかを考えるのも観光地理学です。どういう地形でどんな気候なのか、どんな観光資源・施設があるか、周辺にどういう観光需要を持つ人々が住んでいるか、他の地域からのアクセスはどうか、という条件を調べてどうやって観光地として発展してきたか、こういう研究もしています。
 つまり、自然条件や位置関係、それを取り巻く社会的諸条件をすべて包括して地域を理解しようとする研究であって、地名を覚えるだけのものでは決してないんです。
 そういえば、観光地そのものの研究をいち早く手がけたのが地理学者だったと言わ れています。

 私は温泉が好きなんですけど、例えば、有馬温泉がどういうところにあって、どういう風に発展してきたかとか、そういうのも観光地理学に入ってくるんですか?

そうですよ。温泉のことなら大阪明浄大学では浦先生がすご〜〜く詳しいですよ。浦先生は、まさに観光地理学の観点から温泉を研究していて、温泉地理学の権威ですからね。

オンセン地理学?!おもしろそう!

浦先生は観光地理学という授業を担当されていますから、その授業で詳しい話を聞けますよ。

はい!楽しみにしてます。

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