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観光学ドットコム、観光学入門第1回、丹治朋子非常勤講師 [登場人物]
川原明日美(かわはら・あすみ)
大阪明浄大学観光学部1回生
西山 浄(にしやま・きよし)
大阪明浄大学観光学部1回生
丹治朋子(たんじ・ともこ)
元大阪明浄大学観光学部専任講師


4月のある晴れた日、大学棟1階エントランスにて

あっ、丹治先生〜。こんにちは〜。

先生、こんにちは〜。

こんにちは。え〜と、2人とも私の授業をとってましたよね?何回生なんですか。

僕たち1回生です。先生の観光関連施設論、履修してるんですよ。

そうですか。大学生活はいかがですか?授業は楽しいですか?

だんだん友達も増えてきて、楽しくなってきたところです。授業は・・・う〜ん・・・高校よりずっと難しいのもあって・・・。

やりがいあるでしょう。ところで、2人はどうして観光学部を選んだのですか?

私は航空会社に就職したくて。それには4年制大学を出ていないと就職が難しいって聞いて、せっかくなら関係する「観光」を勉強しておいた方がいいかなぁと思ったんです。

大学に入る前からちゃんと考えているんですね。あなたは?

僕ですか。僕は〜、実はあんまりよく考えてなくて、なんか面白そうかな〜って思って・・・。

あはははは。正直ですね。私も別の大学の観光学科卒なんですけど、何を隠そう、私自身も大学を選んだ理由は「なんだかわかんないけど他になくて面白そうだから」って理由だったんですよ。
授業に関係あってもなくても、これから何か質問や相談があったらいつでも言ってくださいね。

あの〜〜、先生、早速なんですけど質問してもいいですか?

はい。何?

実はさっき、キヨシくんと話してたんですけど、観光学部っていろんな授業があって面白いんですけど、結局、観光学って何を勉強するものなのか今ひとつよくわからなくて・・・。

そうね、もうすぐ授業が始まる時間だから簡単に説明しますね。観光学というのは学際的な学問で・・・あ、学際的ってわかります?

う、初めて聞きました。

学際的というのは、いろんな学問にまたがって、いろんな方法を使ってという意味なんですよ。観光学は、例えば経営学とか、経済学とか、心理学とかそういういろんな学問の方法を使って観光という現象を読み解く学問なんです。
観光に関連するあらゆる事柄が研究対象になるので、観光をする人についてもそうですし、観光そのものの歴史とか、観光地の経営とか、観光政策とか、それから観光に関連する事業もたくさんありますよね。旅をする人の多くは外食するので外食産業とか、宿泊産業とか、旅行業もそうですし、航空産業もね、こういう事業についてあらゆる角度から研究するのも観光学。要するに、観光のありとあらゆる事柄を、いろいろな方法を使って明らかにするのが観光学なんですよ。「何でもあり」の学問ともいえますね。

いろんな授業を履修するといずれ分かってくると思いますけど、毎週木曜の昼休みはオフィスアワーにしてるので、私の研究室に遊びに来てくれれば、いろいろお話できますよ。
もう次の授業が始まる時間だから、行かなくっちゃね。

ありがとうございます。今度お話し聞きに行きますのでよろしくお願いします。な、アスミ、行ってみようやぁ。

うん。面白そうやし、今度お邪魔します。では失礼しま〜す。

さよなら。

じゃ、またね。

*このシリーズに登場する学生は、架空の人物です。
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